至峰堂画廊 名作選
Masterpiece selection of SHIHODO
会期
- 2026年5月11日(月)~5月23日(土)
場所
- 至峰堂画廊
作家の特長や力量が十分に発揮された作品には品格が備わっており、
その作家の人間的な魅力が存分に表れています。
さらにその奥からは、作家が生きた時代や社会がいきいきと伝わってきます。
こうした近代洋画の魅力がよく伝わる作品を名作として選び、
展示を続けることで日本文化である近代洋画の継承に少しでも貢献できれば幸いです。
至峰堂画廊
SHIHODO GALLERY
展覧会の見どころ
鹿子木孟郎「紀州潮乃岬」
油彩・キャンバス 106.0×152.0cm
“不倒”の写実絵画 ――鹿子木孟郎
1874年、岡山県の藩士の家に生まれる。
滞欧期には、ラファエル・コランやミュシャ、ローランスに師事し、フランス・アカデミズムの堅牢な写実力を磨いていった。帰国後は、浅井忠を慕い、ともに関西の地で後進の指導に尽力した。
複雑に連なる岩間、荒くうねる波。鹿子木の「正確に物を観、それを再現する」高い写実力がうかがえる。
1921年の紀南地方への写生旅行後、1926年第7回帝展に本展覧会と同タイトルである≪紀州潮ノ岬≫を出品している。本作はその一連の作品とも考えられる。
東西の絵画の綜合 ――須田国太郎
須田国太郎「風景」
油彩・キャンバス 8F
1891年、京都の近江商人の家に生まれた須田国太郎。
当時の日本人画家としては珍しく、スペインに留学し、ヴェネチア派やバロック絵画を独学で研究した。
近景を暗く、遠景を露出させて描く、黒を基調とした色彩や、パレットナイフで表面にキズをつける画風が特徴。
今回展示する作品は、1955年頃に京都郊外・浜田山を描いたとされている。
画面下部にあたる近景は黒を基調とした深い影で覆われ、中景から遠景にかけて、柔らかく光が差し込んでいる様はまさに、スペイン外光派の影響を受けた、滞欧後の須田の作品と言えよう。
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開催概要
事前予約不要でどなたでも無料で作品を鑑賞いただけます。
ぜひこの機会にアートを身近に感じてください。
| 名称 | 至峰堂画廊 名作選 |
|---|---|
| 会期 | 2026年5月11日(月)~5月23日(土) |
| 場所 | 至峰堂画廊 |
| 休業日 | 日曜日・祝日 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 入場・ 観覧料 | 無料 |
| 主催 | 至峰堂画廊 |
東京メトロ銀座線・丸の内線 銀座駅徒歩5分