明治以降、日本の洋画家たちは西洋絵画を学びながらも、その模倣にとどまることなく、日本人としての感性と美意識を模索し続けました。
本展では “Elegance” をテーマに、九州ゆかりの洋画家たちに焦点を当てます。
黒田清輝、久米桂一郎、吉田博らが切り拓いた近代洋画の歴史は、単なる技法の習得ではなく、日本人として西洋絵画と向き合い、自らの美意識を確立しようとした挑戦の歴史でもありました。それは後の世代へと受け継がれ、牛島憲之や香月泰男に至るまで、それぞれの時代において独自の発展を遂げました。
彼らの作品には、流行や時代を超えてなお失われることのない美しさが息づいています。それは華美な装飾や技巧ではなく、真摯な探求の積み重ねによって培われた、静かで格調高い美しさです。本展では、近代日本洋画が育んだ気品と洗練、すなわち “Elegance” をぜひご覧ください。
世界のコレクターや英王室からも愛された風景画の巨匠・吉田博は、「絵の鬼」と称され国内外の雄大な自然に挑み続けた。本作は卓越した描写力で光の移ろいや澄んだ空気感を描き出し、日本の山岳の息吹を見事に表現された逸品である。
油彩・キャンバス
50P
古賀春江はシュルレアリス夢の先駆者として異彩を放ち、38歳の若さで夭折。本作は白や黄・赤の花々と、深い青・赤褐色の卓面との対比が印象的で、厚みのある筆触が画面に生命感を与える。身近な花と、大胆な色面で現実と幻想の両方を表現した一作である。
油彩・キャンバス
12M
| 名称 | アートフェアアジア福岡2026 |
|---|---|
| 会期 | VIP Preview 10月1日(木) 13:00 – 19:00 Pablic Days 10月2日(金) 11:00 – 19:00 10月3日(土) 11:00 – 19:00 10月4日(日) 11:00 – 18:00 |
| 場所 | 福岡国際センター |
| チケット | 詳しくはこちら |
アートフェアアジア福岡2026 会場