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作家プロフィール

Kenkichi Sugimoto

杉本 健吉

岸田劉生の門下生となり画家を志す一方、グラフィックデザイナーとしての仕事を数多くこなした。
奈良の風物に惹かれたことから、観音院の古土蔵をアトリエにして本格的に創作活動へ没頭するようになる。
後年は韓国、中国、ヨーロッパなどへ度々スケッチ旅行に出向いた。
長期にわたり担当した吉川英治作「新・平家物語」の挿絵では高い評判を得ている。
自由に、心惹かれるもの、感激するものを追い続け、98歳の天寿を全うするまで新しい創作への情熱を燃やし続けた。
愛知県知多郡の美浜町に杉本美術館がある。

略歴

1905年
9月20日名古屋市に生まれる。
1925年
京都にて岸田劉生の門下生となる。
1927年
主に鉄道関係の観光ポスターを作る。
1937年
国画奨学賞を受ける (「宇奈月雪渓」)。
1940年
この頃から大和の風物に魅せられ、奈良通いを始める。
1946年
国展に奈良素描多数出品。
第2回日展特選(「博物館彫刻室」)
1949年
東大寺観音院上司海雲師の知遇を受け、観音院の古土蔵をアトリエにしてもらう。
1950年
週刊朝日の吉川英治作「新・平家物語」挿絵担当。
1962年
初めてヨーロッパへ海外スケッチに出る。以後毎年海外スケッチ旅行に出る。
1983年
大阪四天王寺「聖徳太子絵伝」完成。
1987年
名古屋鉄道(株) により「財団法人杉本美術館」を知多美浜緑苑内に開館。
1988年
杉本美術館館長、本多静雄夫妻らと世界一周旅行。旅行記「地球一周絵のある旅」発行。
1989年
世界デザイン博に陶壁「迦陵頻伽」を制作する。
右手を骨折したことを機に、左手でも創作をはじめ、あらたな画境を拓く。
1992年
胎蔵界・金剛界の両界曼陀羅を製作。
1993年
中国( 北京) で吉川英治記念館・講談社等の主催で「日本画家・杉本健吉画展」を開催。
1994年
名鉄創業100 年記念事業として杉本美術館新館開館。
「画業70 年の歩み杉本健吉展」を愛知県美術館で開催。
2004年
2月10日、肺炎のため逝去。享年98歳。