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Shoen Uemura

上村 松園

およそ60年に及ぶ画歴の中で一貫して女性像を描き続けた。
しばしば楊貴妃など歴史上の人物を主題にしているが、歴史的なドラマを描くのではなく風俗性を強めて女性像を描く事に集中している。
若い頃は、師事した画家たちの感化に忠実であったが、次第に師風を抜けだして40代後半、大正時代末頃になると、穏やかで、時に典雅、品格と評される自らのスタイルをつくりだす。
文化勲章受章など「女性として初めて」という形容が冠せられる事が多いが、このような松園の社会的地位は、まず、第一に松園の絵画の質が極めて高く、気品を保ち続けたからである。

略歴

1875年
京都に生まれる。本名は津禰。葉茶屋で、母が女手一つで育て上げる。
1887年
京都府画学校に入学。
1890年
15歳で第3回内国勧業博覧会にて「四季美人図」が一等褒状を受賞し、英国貴族の買い上げとなる 。この年より松園と号す。
1893年
幸野楳嶺に師事し、2年後に楳嶺が亡くなると竹内栖鳳に師事。
1900年
パリ万国博覧会、セントルイス万国博覧会など内外で受賞を重ねる。
1924年
女性として初めて帝展の審査員となる。
1941年
帝国芸術院会員
1944年
帝室技芸員。
1948年
文化勲章を受章。
1949年
逝去。