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作家プロフィール

Yasutake Funakoshi

船越 保武

戦後日本を代表する彫刻家であり、1962年に長崎に制作された「二十六聖人殉教者像」」や端整で静謐な女性像など精神性の高い作品で知られている。
長男・一馬が生まれるが、わずか八か月で病死。その死をきっかけにカトリック教会の洗礼を受ける。以降、キリスト教を題材にした傑作を生みだす。
75歳の時に脳梗塞で倒れ、右半身不随となるが、左手で制作を続け89歳で逝去。息子は彫刻家、舟越桂。

略歴

1912年
岩手県二戸郡一戸町小鳥谷に生まれる。
1939年
東京美術学校彫刻科を卒業 。佐藤忠良を知る。
1941年
旧制盛岡中の同級生だった画家の松本竣介と2人展を開く。
1948年
長男 一馬が生まれて間もなく急死。
1950年
長男の死を機にカトリック教会で洗礼を受ける。キリスト教を題材とした制作が増える。
1962年
「長崎二十六殉教者記念像」で高村光太郎賞を受賞。
1967年
東京芸術大学教授となる。
1972年
島原の乱に着想を得た「原の城」で中原悌二郎賞を受賞。
1973年
「原の城」でローマ法王パウロ6世より大聖グレゴリオ騎士 団長勲章受章。
1980年
東京芸術大学を退官。
1981年
多摩美術大学教授となる。
1984年
勲四等旭日小綬章受章。
1986年
東京芸術大学名誉教授になる。
1987年
脳梗塞で倒れ、左手で創作を続ける。
1999年
文化功労賞受賞。
2002年
89歳で逝去。