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お知らせ

近代美術/銀座 近代美術と銀座で出会う 中谷泰展

銀座ギャラリーズ主催 「近代美術/銀座 近代美術と銀座で出会う」に参加いたします。
至峰堂画廊では、「中谷泰展」を開催いたします。

1909年三重県松阪市に生まれた中谷泰。
20歳の時に画家を目指して上京。
春陽会展で初入選を果たした後、木村荘八に師事しました。
戦後は春陽会をはじめとする展覧会に出品し、東京芸術大学教授も務めました。

中谷は生涯を通して身近なモチーフを扱いましたが、
特に戦後は、災害などで苦境に立たされた労働者や、
炭鉱や陶土を描いた作品を多く描きました。
ルポルタージュ的な絵画を経て、炭鉱や陶土採掘場の現実的な風景や質感を
捉えることを目指した中谷。その画業を通じて”人間”は重要なテーマでした。

画家として何を描くか、どのような表現ができるかを実直に考え、
その時代を生きる人々を、穏健な画面で丁寧に捉えた中谷らしい作品をぜひご高覧ください。

近代美術/銀座 近代美術と銀座で出会う
中谷泰展

●会期・時間
2月4日(火)~2月15日(土)10:00 – 19:00
日曜・祝日休廊 

●会場
至峰堂画廊
東京都中央区銀座6-4-7 いらか銀座ビル1・2F

中谷泰「陶土」
油彩 20M