東美特別展2024にて、「脂(ヤニ)派」と題し、大平洋画会の作家たちの作品を展覧いたします。
黒田清輝率いる印象派風の白馬会が洋画界の中心となるにつれ、明治美術会を発展継承した太平洋画会は「脂派」と揶揄されました。以降、正当な評価を受けないまま120年ほどが経とうとしていますが、彼らは厳密なデッサンの上に成り立つ堅実で力強い画風が魅力で、ともすれば繊細さや湿度、情緒ばかりが強調されがちな日本の風物を力強く描き続けました。今回は、むしろ海外で日本文化と認識されつつある吉田博や鹿子木孟郎、中川八郎、石川寅治を展示します。
出品予定作家
吉田博、鹿子木孟郎、中川八郎、石川寅治、石井柏亭、都鳥英喜
●会期・時間
10月12日(土)11:00 – 19:00
10月13日(日)11:00 – 19:00
10月14日(月・祝)11:00 – 17:00
●会場
東京美術倶楽部
東京都港区新橋6-19-15
至峰堂画廊ブース 4-58(4階)
●入場料(税込)
前売 一般3,000円、レイトパス2,000円(12日 または13日 の17:00以降有効)
当日券 5,000円
学生、障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料
※割引・無料には入館の際、学生証など年齢のわかるもの、障がい者手帳をご提示ください。
※チケットは入場当日に限り有効です。
同展覧会を、引き続き至峰堂画廊にて10月17日(木)~26日(土)まで開催予定です。