― 海老原喜之助 作品展 ―
― Kinosuke Ebihara ―
【銀座店】
9月5日(土)〜9月19日(土)
10時~19時 無休
【大阪店】
9月28日(月)〜10月3日(土)
10時~19時 (日祝休)
1904年 鹿児島市に生まれる。
1921年 上京して川端画学校に学び、古賀春江、中川紀元らと交流。
1923年 フランス留学を決意し19歳で渡仏。モンマルトルの藤田嗣治に師事しながら、
独自の表現を探求し「エビハラブルー」など美しいマチエールと構図で注目を浴びる。
1927年 画商アンリ・ピエール・ロッシュと契約。
次代のエコール・ド・パリの担い手として評価された。
1934年 帰国し、翌年には独立美術協会会員に迎え入れられる。
1945年 熊本に疎開し、終戦後も九州で後進の指導をするとともに、
力強い画面構成で時代性を反映した作風で好評を博し、
1959年 第5回国際美術展最優秀賞、翌年に第1回毎日芸術賞を受ける。
1967年 渡仏。翌年藤田嗣治を見舞い、その死まで看病する。
1970年 フランスを旅行中に発病。パリで客死。享年66歳。
何度も画風を変遷させながら時代に向き合い、力強さと詩情を盛り込んだ絵画世界を展開した。
今回は、晩年の作品を中心に油彩・水彩・デッサンと多彩な海老原の世界をご高覧ください。