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特別企画展 脂派

鹿子木孟郎「風景」油彩 12P

●会期・時間
10月17日(木)~10月26日(土)10:00 – 19:00
日曜休廊 

●会場
至峰堂画廊
東京都中央区銀座6-4-7 いらか銀座ビル1・2F

東美特別展に引き続き、至峰堂画廊にて
「脂(ヤニ)派」と題し、大平洋画会の作家たちの作品を展覧いたします。

黒田清輝率いる印象派風の白馬会が洋画界の中心となるにつれ、明治美術会を発展継承した太平洋画会は「脂派」と揶揄されました。以降、正当な評価を受けないまま120年ほどが経とうとしていますが、彼らは厳密なデッサンの上に成り立つ堅実で力強い画風が魅力で、ともすれば繊細さや湿度、情緒ばかりが強調されがちな日本の風物を力強く描き続けました。今回は、むしろ海外で日本文化と認識されつつある吉田博や鹿子木孟郎、中川八郎、石川寅治を展示します。