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お知らせ

ART FAIR TOKYO 2024 山田啓貴 山本雄教 藤田勇哉 魏嘉 小俣花名

 

アートフェア東京2024では「ごちそう」をテーマに山田啓貴、山本雄教、藤田勇哉、魏嘉、小俣花名の5名の作家の作品を発表します。
私たちの生活に必要な要素のひとつである“食” は、日々の彩や楽しみを提供しているものでもあります。それはアートを楽しむこととも通じる部分があると考えます。
作家たちが描き出す“ごちそう” を通じて、食とアートに繋がる楽しみや豊かさを味わっていただけますと幸いです。

●招待者のみ
3月7日(木) 11:00 – 19:00

●パブリックビュー
3月8日(金)~10日(日) 11:00 – 19:00

※最終日のみ17:00まで

●入場料
前売4,000円 /当日5,000円(税込)

●会場
東京国際フォーラム ホールE 東京都千代田区丸の内3-5-1

 

山田啓貴 Keiki YAMADA

山田啓貴「文化の日」
油彩・テンペラ 60.1×65.0cm

油絵の初期の形とも言えるルネサンス時代に使われた古典技法で描いています。鶏卵を用いるテンペラの層、油絵具の層と何層も重ねていく技法です。空間感と重厚さが特徴で、一層一層にその想いを込めて描いています。
『文化の日』と題したミートコロッケは、食品サンプルです。レストランの入り口のショーケースで食品サンプルを見てワクワクする気持ちをテーマにしました。この作品は地元の苫小牧美術博物館とのコラボレーションでもあり、11月3日には家族と街なかの洋食屋でお昼を済ませて美術館で絵を見るという慣例があったもので、そのエピソードから来ています。

 

山本雄教 Yukyo YAMAMOTO

山本雄教「870 円のビッグマック」
麻紙、色鉛筆、一円硬貨のフロッタージュ20S

みんなのご馳走。あなたのご馳走。世界のご馳走。最高のご馳走。リッチなご馳走。ヘルシーなご馳走。お得なご馳走。毎日のご馳走。クールなご馳走。可愛いご馳走。お洒落なご馳走。アートなご馳走。ポップなご馳走。ワンコインのご馳走。めくるめくご馳走。楽しいご馳走。思い出のご馳走。沢山のご馳走。果てしないご馳走。止まらないご馳走。やめられないご馳走。Let’s POP EAT! どうぞ召し上がれ。

 

藤田勇哉 Yuya FUJITA

藤田勇哉「YF943」
油彩・綿布 4F

私にとってのいちばんの「ごちそう」は、フランス料理です。ワインとチーズの味わい、三つ星レストランへの憧れ、パリで買ってきた缶詰や調味料などをモチーフに、9枚の絵を描きました。美味しくて幸せな時間と空間を感じていただけたら嬉しいです。

 

魏嘉 Jia WEI

魏嘉「Untitled」
アクリル・パステル 30F

食欲について考えると、まず最初に思い浮かぶのは満腹感であり、不規則で不快な膨満感が美味しい混乱と喜びの中に包まれています。 物理的な食べ物を摂取し、排出するだけでなく、心と頭の中の精神的な食べ物も加えて、作品の画面を通じて私の今日のメニューを表現しています。

 

小俣花名 Kana Komata

小俣花名「建築家」
中川麻紙・墨 162.0×156.0 cm

ハーブティー、バゲット、チーズ、ワイン、メロン、パリのご馳走